編んでしまえばこっちのものだ

約20年ぶりに編み物復帰しました

編み飽き、その原因と対策

今編んでいるものは、昨年買った編み本「まっすぐに編む そでつけいらず 大人の手編み服」のDのロングカーディガン。

20玉も使うので、在庫毛糸が減らせると思って編み始めたのですが、並太毛糸でロングカーディガン、かなりの目数を編まなければならず、いいかげん飽きてきました。

なにしろロングなので、なんとか前後身頃を編み上げ、肩をはいだ(つないだ)後、わきをすくいとじしたら、片方とじるのに1時間以上かかって、疲れきってしまいました。編むのは2時間でも3時間でも楽しくできるのに、とじるのはなんであんなに疲れるんだろう....

今シーズンはグラデーションや杢の、色の変化のある糸で編んできたので、単色で、しかもそれほど好みでもない指定糸のレンガ色は単調すぎました。さらにこの指定糸であるハマナカ ウォーミィ、けっこう手触りがかたい。

太陽光にあたると発熱するというアウター向き素材だから、これくらいのかたさがあったほうがいいとは思うんですが、編んでる間ずっと触ってることになるので、糸の触り心地はけっこう重要だと気づきました。

実は、本当に編みたかったのは同じ本の表紙に出ているプルオーバーで、その指定糸がウォーミィの紫色。昨シーズンはずっとあちこちのお店でウォーミィを探しまくっていました。でも紫色はプルオーバーの着分揃わず、比較的たくさん見かけたレンガ色を少しずつ買い集めた結果、20玉を超えてロングカーディガンの着分揃ったのでした。第2志望だったんです。

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結局買い集めたのは22玉。しかし、いわゆる「ゆる手」な私、前後身頃を編み上げた段階で、20玉だと足りなくなることがわかりました。22玉あってよかった。

本に載ってる編み方だと、前後身頃のわきをとじない状態で目を拾って、袖を往復編みで編むんですが、そうすると袖下もあの疲れるすくいとじをしないといけないので、先に身頃のわきをとじて、袖は輪編みで編んでます。

とりあえず右袖は七分くらいまで編めたので、そろそろ左袖にいきたい.....のですが、左はまだわきをとじてないー!気合を入れないとできないー!

でもなんとか、この週末で完成させたいものです。まだまだ着分毛糸セットはたくさんありますから。

はじめに、私の編み物史

はじめまして貝柱です。

小学生のかぎ針編みから始まって中高大、就職してからも数年はぼちぼち編み物をしておりました。主に棒針でセーターなど。

社会人3年目くらいまでは編んだものが残っているのですが、なぜかそれ以降編み物から離れてしまい、10年くらいのブランクを経て、かぎ針編みのキットでアクリルたわしを一瞬編みまくり、またブランク。

2010年にまた棒針編みしたくなって本を買ったものの、結局編まず。

2013年の冬に、たぶん19年ぶりくらいに、棒針編みに復帰しました。

きっかけは不明。まあ、当時派遣で行ってた仕事がかなりの閑職で、毎日定時帰りしてたからかもしれません。

2013年から14年の冬シーズンは、まだ編み物リハビリ中だったので、靴下だのマフラーだの帽子だのを作って、ちゃんとしたウェアは、春になるぎりぎりに完成したメンズのチョッキ...いやベストくらいしか編めませんでした。

2014年7月からはからずも無職になってしまい、春夏ものを何枚か編みました。

これから編み物シーズンという11月にようやく仕事が始まりましたが、この冬はがっつり編んでます!

編み物する人にはありがちらしいのですが、小物しか編んでなかった昨シーズンから、着分の毛糸を買いまくって、編んでない在庫の毛糸がうなっているのです。

なにしろ20年近いブランクがあるので、勢いがつくと止まらないらしい....

ちなみに、編み物を覚えたのは本やまわりの人に教えてもらったほぼ独学で、教室などには通ったことがないので、技術的にはけっこうヘタクソです。

このブログでは、編んでるもの、できあがったもの、買った糸のこと、約20年のブランクのあいだに、編み物に関する状況がけっこう変わった印象があるので、そのへんのことも書いていきたいと思います。