編んでしまえばこっちのものだ

約20年ぶりに編み物復帰しました

毛糸だま2014年冬号の、シャトン+コパンのロングニット完成

2月のはじめから2週間弱で完成したものです。

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ああ、どうしても写真が横になってしまう....

袖のゴム編み部がすごく長いですが、途中に親指を出す穴があって、手の甲まで覆えるようになっている防寒仕様です。

もこもこのところがシャトン、襟と袖口がコパン、どちらもリッチモアの糸です。

毛糸だま掲載のものは「ウォームカラーのロングニット」なんですが、私が編んだのは完全に寒色系。シャトンのほうは、つよせ中野本店でしか売っていないという、オリジナルカラーです。オリジナルといっても別注ではなくて、リッチモアで作ってみたけど商品化されなかった色らしく、全4色、250グラムくらいの大巻きで売ってました。

袖口と襟はネイビーにしたかったのですが、コパンにちょうどいい色がなく、コパンの色の中で一番合うのを選んだら、青紫になりました。糸で見たときはちょっとヤンキーぽいかしらーとも思いましたが、編地になったらわりと落ち着いたいい色でした。

自分の巨体に合わせて、ほんの少し身頃と袖のまち部分を増やしましたが、できあがりはそれ以上に大きくなったような。できるだけきつめに編んだのですが、なにしろシャトンは、モヘアとループが針にひっかかりまくる超極太糸。少しゆるめになってしまったようです。

シャトンはかなり個性的な糸なので小物(帽子やスヌード)向きな気もするのですが、せっかく250グラムの大巻き(を2巻き)で買ったんだから、できるだけ糸を切らないで編みたかったのでした。おかげで後ろ身頃は結び目なしの1本の糸で編めました。

写真で十分わかると思いますが、とにかくもこもこのボリューミーな編地です。着用サイズ感は私(巨体)にちょうどよかったのですが、その姿はまるで、「カラフルな熊さん」でした....とても写真は撮れません......

まあでも、上から薄手でゆるめのコートやジャケットを羽織って、一部だけ見せるようにすれば大丈夫かな...

紺・青・緑・紫など、好きな色だけの多色糸、かつ超極太のせいか、前作のロングカーディガンとは違って、飽きずに楽しく、しかも早く編めました。最初に後ろ身頃を編んだら気をつけてたのにものすごく巨大になってしまって、いっぺん全部ほどいて編みなおしたにもかかわらず、完成まで2週間かかりませんでした。